甲状腺に関する主な病名
- 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
- 甲状腺腫(単純甲状腺腫)
- 甲状腺結節
- 甲状腺がん(乳頭癌、濾胞癌、髄様癌、未分化癌など)
- 甲状腺炎(急性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎)
- 幽門下垂体機能低下症(甲状腺刺激ホルモン不足による)
- 聴診性甲状腺腫(希少)
- 橋本病(慢性甲状腺炎)
- 子供や若年成人に多い甲状腺疾患
診療内容について
甲状腺は首の前側に位置し、代謝や成長を調整する甲状腺ホルモンを分泌します。主な疾患には甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、甲状腺機能低下症(橋本病など)、甲状腺腫や結節、がんがあります。診療では血液検査でホルモンレベルを評価し、超音波や穿刺吸引による診断を行います。治療法は薬物療法(ホルモン調整薬)、放射性ヨウ素療法、手術があります。適切な診断と治療により、症状改善や合併症の予防が可能です。
医師の紹介
芦原医師
前田医師
川住医師
山本医師
甲状腺の疑いがある症状
喉の違和感や腫れを感じる
喉に何か詰まった感覚や腫れを感じる。
体重が突然増減する
原因不明の体重変化が続く。
疲労感・倦怠感
常に疲れている、だるい。甲状腺機能低下のサインかも。
寒がりで手足が冷える
冷え性がひどく、手足がいつも冷たい。
心拍数が異常に速い
動悸や不規則な心拍を感じる。
皮膚や髪の異常変化
乾燥や薄毛、爪の異常などが見られる。
甲状腺治療についてよくある質問
- 甲状腺の病気にはどんな種類がありますか?
- バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍など。ホルモン異常や炎症、腫瘍が原因です。
- 甲状腺の病気は遺伝しますか?
- 遺伝的要因も一部ありますが、生活習慣や環境要因も関与します。
- 甲状腺の病気は男性にも起こりますか?
- 女性に多いですが、男性も発症します。症状は男女でほぼ同じです。
- 甲状腺の検査は何をしますか?
- 血液検査(甲状腺ホルモン測定)、超音波検査、必要に応じて穿刺吸引細胞診を行います。
- 甲状腺の病気は治療できますか?
- 多くの病気は薬物療法でコントロール可能です。手術が必要な場合もあります。
- バセドウ病とはどんな病気ですか?
- 甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気。動悸、発汗、体重減少などが起こります。
- 橋本病とはどんな病気ですか?
- 自己免疫疾患で、甲状腺が慢性的に炎症を起こし、機能が低下します。
- 甲状腺の腫瘍は全て癌ですか?
- 良性の腫瘍も多くあります。検査で良性・悪性を判断します。
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