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健康診断で異常を指摘された方へ

 

1.健康診断で異常を指摘された方へ

健康診断で悪い判定を受けた方、沢山いらっしゃると思います。


ただ、早期に発見出来たら大事になる前に治療を始められます!



以下のような人は健康診断または検査を受けてみませんか?


●健康診断で悪い判定を受けた


●悪い判定を受けたけど全然気にしてない


●症状で悩むことがないので検査を受ける気が無かった


●健康診断が面倒



 

2.その健康診断結果、放置していませんか?未来を守るための第一歩

健康診断を受けていても、
「再検査は面倒…」
「もし病気が見つかったらどうしよう、怖い」
「今は症状がないから、大丈夫なはず」
「仕事が忙しくて、病院に行く時間がない」
「結果の数値の見方がよく分からないし…」



これらは、多くの方が抱えるお気持ちかもしれません。しかし、その「後回し」が、将来の大きな後悔に繋がる可能性があることをご存知でしょうか?


1. 健康診断は「未来を予測する」重要なツール

健康診断は、自覚症状が現れる前の段階で、将来のリスクとなる兆候を捉えるための重要な「予知ツール」です。もちろん、「要経過観察」や「要検査」と指摘されても、精密検査の結果、心配ないケースも少なくありません。


しかし、万が一異常が見つかった場合でも、「病気の早期発見」、そして**「早期の治療」**は、将来の重大な健康リスクを未然に防ぎ、QOL(生活の質)を維持するために不可欠です。


2. 自覚症状がなくても安心できない!潜む病のリスク

「症状がないから大丈夫」という考えは、とても危険です。自覚症状が一切なくても、身体の中では「がん」などの深刻な病気が静かに進行している可能性も十分にあります。


また、健康診断で指摘された異常値を放置し続けると、ある日突然**「心筋梗塞」や「脳梗塞」**といった命に関わる病気を発症するリスクが格段に高まります。


特に注意すべきは、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、高尿酸血症といった生活習慣病です。これらの病気は、初期にはほとんど症状がありません。しかし、放置すればするほど、将来的に人工透析や失明など**「負担の大きい治療」が必要になったり、「突然の合併症」**で生活が一変したりするリスクが高まります。早期から適切に対処することで、これらのリスクを大きく減らすことができるのです。


3. 結果が出たらすぐ行動を!当院がサポートします

だからこそ、「要経過観察」「要検査」と指摘されたら、放置せずに速やかに医療機関を受診し、詳細な検査を受けましょう。


当院では、健康診断の結果で「異常値」や「要精密検査」と指摘された方の再検査や精密検査はもちろんのこと、「結果について詳しく知りたい」「少しでも不安がある」といった方のご相談も随時受け付けております。


ご自身の健康、そして大切な未来のために、どうぞお気軽にご来院ください。


 

3.高血圧:サイレントキラーと呼ばれる理由と、早期発見・対策の重要性

高血圧とは?診断基準と健康診断の重要性

血圧が140/90mmHg以上(家庭血圧で135/85mmHg以上)の場合、高血圧症と診断されます。高血圧症は自覚症状が出にくいため、「サイレントキラー(静かなる殺人者)」とも呼ばれます。健康診断での血圧測定は、高血圧を早期発見するための重要な指標となります。


高血圧が引き起こすリスク:血管と心臓への負担

高血圧状態が続くと、血管や心臓に過剰な負担がかかり、動脈硬化や心臓肥大を進行させます。初期段階では自覚症状がないことが多いため、放置されがちです。しかし、高血圧を放置すると、脳卒中、心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤といった、命に関わる重篤な循環器病を引き起こす可能性があります。


血圧が高いと指摘されたら:早めの受診と対処が重要

高血圧症の合併症は、放置すると非常に危険な状態を招く可能性があります。健康診断などで血圧が高いと指摘された場合は、高血圧症の可能性を考慮し、医療機関を受診して精密な検査を受けましょう。早期発見と適切な対処が、健康寿命を延ばすために不可欠です。


生活習慣の改善:薬に頼らない血圧コントロール

高血圧の初期段階では、必ずしも薬物療法が必要とは限りません。食事療法や運動療法といった生活習慣の改善によって、血圧を下げることが期待できます。医師や管理栄養士の指導のもと、ご自身のライフスタイルに合わせた血圧コントロールに取り組みましょう。



 

4.見過ごせない血糖値・HbA1cの異常!健康診断で指摘されたら知っておきたいこと

健康診断の結果を見て、「血糖値」や「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の項目に異常を指摘され、不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。これらの値の異常は、糖尿病、あるいはその一歩手前の「糖尿病予備群」である可能性を示唆しています。体からの大切なサインを見過ごさず、この機会に正しい知識を身につけ、ご自身の健康と向き合いましょう。


1. 血糖値とHbA1c、それぞれの意味と違い

健康診断で測定される「血糖値」と「HbA1c」は、どちらも血糖の状態を示す指標ですが、それぞれ異なる情報を提供しています。


1-1. 血糖値:日々の変動を示す「いま」の値

血糖値とは、血液中のブドウ糖(エネルギー源となる糖分)の濃度のことです。この値は、食事や運動、ストレスなど、日々の生活習慣によって常に変動しています。健康診断で測られる「空腹時血糖値」は、食事を摂らない状態で測定することで、その時点での血糖コントロール状態を把握します。


1-2. HbA1c:過去1~2ヶ月の血糖コントロール状態を映す鏡

一方、**ヘモグロビンA1c(HbA1c)**は、赤血球の中にある「ヘモグロビン」というタンパク質が、どのくらい糖と結合しているかを示す指標です。赤血球の寿命は約4ヶ月であるため、HbA1cは過去1~2ヶ月間の血糖値の平均的な状態を反映します。一時的な血糖の変動に左右されにくいため、慢性的な高血糖状態がないかを判断する上で非常に重要な数値となります。


健康診断では、この両方を測定することで、より総合的に血糖の状態を評価しています。


2. 放置は危険!糖尿病が引き起こす恐ろしい合併症

「血糖値が高いだけ」と軽視してはいけません。糖尿病は、長期にわたる高血糖が全身の血管を傷つけ、さまざまな深刻な合併症を引き起こす生活習慣病です。


2-1. 命に関わる「脳梗塞」「心筋梗塞」のリスク

糖尿病が進行すると、動脈硬化が加速します。これにより、脳の血管が詰まる脳梗塞や、心臓の血管が詰まる心筋梗塞といった、命に関わる重大な病気を引き起こすリスクが飛躍的に高まります。これらは、後遺症によって生活の質が著しく低下したり、突然死につながる可能性もあるため、特に注意が必要です。


2-2. 生活の質を奪う「三大合併症」(網膜症・腎症・神経障害)

さらに、糖尿病には以下のような「三大合併症」と呼ばれる、細い血管が障害されることで起こる病気があります。これらは自覚症状がないまま進行し、一度発症すると回復が困難な場合が多いのが特徴です。


糖尿病網膜症:目の奥にある網膜の血管が障害され、視力低下や最悪の場合、失明に至ることもあります。

糖尿病腎症:腎臓の働きが悪くなり、老廃物を体の外に排泄できなくなります。進行すると、透析治療が必要となることもあります。

糖尿病神経障害:手足のしびれ、感覚の麻痺、痛みなどが生じたり、自律神経にも影響が及び、立ちくらみや排尿障害、便秘などの症状が出ることがあります。


これらの合併症は、日常生活に大きな支障をきたし、生活の質を著しく低下させてしまいます。


3. 異常を指摘されたら、すぐに医療機関へ!

もし、健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された場合は、決して放置せず、必ず医療機関(内科や糖尿病専門医)を受診しましょう。糖尿病は初期段階では自覚症状がないことが多いため、「まだ大丈夫」と安易に自己判断してしまうのは大変危険です。


早期に専門医の診断を受け、適切な治療や生活習慣の改善を始めることで、合併症の発症や進行を抑え、健康な生活を長く維持することが可能です。あなたの健康な未来のために、今すぐ行動を起こすことが何よりも大切です。



 

5.コレステロール・中性脂肪:健康診断で異常値を指摘されたら脂質異常症の可能性

健康診断でコレステロール(LDL、HDL)や中性脂肪(トリグリセリド)の異常値を指摘された場合、脂質異常症(以前は高脂血症と呼ばれていました)の可能性があります。放置すると動脈硬化が進み、重大な疾患につながるリスクがあるため、早めの対策が必要です。


脂質異常症とは?

脂質異常症は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)のバランスが崩れた状態を指します。


LDLコレステロール(悪玉コレステロール): 血液中に余分なコレステロールを運び、血管壁に蓄積させて動脈硬化を促進します。

HDLコレステロール(善玉コレステロール): 血管壁に蓄積したコレステロールを回収し、肝臓に戻す働きがあり、動脈硬化を抑制します。

中性脂肪(トリグリセリド): エネルギー源として重要な脂質ですが、過剰になると動脈硬化を促進します。


脂質異常症が引き起こすリスク

LDLコレステロールや中性脂肪値が高い状態、またはHDLコレステロールが低い状態が続くと、動脈硬化が進行し、血管が詰まりやすくなります。その結果、脳卒中や心筋梗塞などの命に関わる疾患を引き起こすリスクが高まります。


脂質の値の目安

一般的に、以下の値が脂質の正常値とされています。


LDLコレステロール(悪玉): 140mg/dL未満

中性脂肪(トリグリセリド): 150mg/dL未満

HDLコレステロール(善玉): 40mg/dL以上


自覚症状がなくても放置は危険!

脂質異常症は、自覚症状がないまま進行することが多いため、健康診断での早期発見が重要です。異常値を指摘された場合は、放置せずに当院までご相談ください。適切な診断と治療で、動脈硬化の進行を抑え、健康な生活を送りましょう。



 

6.尿酸値(UA):健康診断で異常値を指摘されたら高尿酸血症の可能性

健康診断で尿酸値の異常を指摘された場合、高尿酸血症の可能性があります。放置すると痛風発作や動脈硬化など、様々な健康リスクが高まるため、早めの対策が重要です。


尿酸とは?

尿酸は、食品に含まれるプリン体が肝臓で分解される際に生成される物質です。(プリン体は、食品由来だけでなく、体内でも作られます。)


高尿酸血症とは?

血液中の尿酸値が基準値を超えて高い状態を高尿酸血症といいます。高尿酸血症自体には自覚症状がないことがほとんどですが、放置すると様々な健康上の問題を引き起こす可能性があります。


高尿酸血症が引き起こすリスク

痛風発作: 尿酸が結晶化し、関節に沈着することで、激しい痛みを伴う痛風発作を引き起こします。

動脈硬化の進行: 高尿酸血症は動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。

腎障害: 尿酸が腎臓に蓄積することで、腎機能障害を引き起こす可能性があります。

尿路結石: 尿酸が結晶化し、尿路結石を形成するリスクを高めます。


痛風発作がなくても要注意!

痛風発作がまだ起きていなくても、尿酸値が高い状態を放置することは危険です。健康診断で尿酸値の異常を指摘された場合は、早めに当院にご相談ください。適切な診断と生活習慣の改善、必要に応じて薬物療法を行うことで、健康リスクを軽減することができます。



 

7.腎機能の指標:クレアチニン(Cr)・尿素窒素(BUN)・推算糸球体ろ過量(eGFR)

健康診断などで、クレアチニン(Cr)・尿素窒素(BUN)・推算糸球体ろ過量(eGFR)といった数値をチェックされたことはありますか? これらの値は、腎臓の状態を知る上で非常に重要な指標となります。もし、これらの値に異常が見られた場合、慢性腎臓病(CKD)や慢性腎不全といった、より深刻な状態に繋がる可能性も考えられます。


クレアチニン(Cr)・尿素窒素(BUN):体内の老廃物

クレアチニンと尿素窒素は、体内で生成される老廃物です。本来、これらは腎臓によってろ過され、尿として体外へ排出されます。しかし、腎臓の機能が低下すると、これらの老廃物が血液中に溜まりやすくなり、結果としてクレアチニンや尿素窒素の値が上昇します。


推算糸球体ろ過量(eGFR):腎臓のろ過能力

eGFR(推算糸球体ろ過量)は、腎臓が血液をろ過する能力を示す数値です。腎臓内の糸球体という部分が、1分間にどれだけの血液をろ過しているかを推定したもので、腎臓の働き具合を直接的に反映します。eGFRの値は、年齢・性別・クレアチニン値を基に算出され、数値が低いほど腎臓の機能が低下していることを意味します。


早期発見・早期治療の重要性

クレアチニン、尿素窒素、eGFRの数値に異常が見られた場合、自覚症状がなくても慢性腎臓病や慢性腎不全の可能性があります。腎臓の機能は一度失われると回復が難しく、腎不全に進行してしまうと、生涯にわたって透析治療が必要となることもあります。


だからこそ、早期発見・早期治療が非常に重要です。


もし、健康診断などでこれらの数値に異常が見られた場合は、決して放置せずに、お早めに当院までご相談ください。専門医による適切な診断と治療で、腎臓の健康を守りましょう。



 

8.肝機能検査の数値からわかること:沈黙の臓器からのSOSを見逃さないで

肝臓は、エネルギーの貯蔵・放出、解毒、排泄など、生命維持に不可欠な多くの役割を担う重要な臓器です。しかし、その機能が低下しても初期段階では自覚症状が出にくいため、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。だからこそ、健康診断での肝機能検査は非常に大切なのです。


肝機能検査でチェックする項目

肝機能検査では、主に以下の項目を調べます。


ビリルビン: 古くなった赤血球が分解される際に生じる物質。肝臓で処理されます。

AST(GOT)/ALT(GPT): 肝細胞に含まれる酵素。肝細胞が壊れると血液中に流出します。

γGTP: 肝臓や胆道系の細胞で作られる酵素。アルコールや薬物、胆道系の異常で上昇します。

ALP: 肝臓や骨などに存在する酵素。胆道系の閉塞や骨の病気で上昇します。

アルブミン: 肝臓で合成されるタンパク質。肝機能が低下すると低下します。

これらの数値に異常が見られる場合、肝臓の機能が低下している可能性があります。


肝機能異常の原因

肝機能の低下を引き起こす原因は様々です。


過剰なアルコール摂取: 肝臓に負担をかけ、炎症や脂肪肝を引き起こします。

ウイルス感染: B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスなどが肝臓に炎症を起こします。

肥満・高コレステロール: 脂肪肝の原因となり、肝機能を悪化させます。

薬剤: 一部の薬は肝臓に負担をかけ、肝機能障害を引き起こすことがあります。


沈黙の臓器からのサインを見逃さないために

肝臓は、異常があっても自覚症状が出にくい臓器です。症状が現れた時には、病気がかなり進行していることもあります。健康診断は、初期段階で肝臓の異常に気づくための貴重な機会です。


異常値が出たら必ず精密検査を

肝機能障害は、放置すると重篤な状態に進行する可能性があります。健康診断で異常値を指摘された場合は、決して自己判断せずに、必ず医療機関を受診し、精密検査を受けてください。原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。早期発見・早期治療が、健康な肝臓を守るための第一歩です。



 

9. 心電図の異常:考えられる原因と注意点

心電図とは

心電図は、心臓の電気的な活動を波形として記録する検査です。心臓の動きを電気信号として捉えることで、心臓の状態を知ることができます。


心電図で異常が見つかった場合に考えられる病気

心電図検査で異常が見つかった場合、以下の様な病気の可能性が考えられます。


不整脈: 心臓のリズムが正常でない状態

虚血性心疾患: 心臓に血液を送る血管が狭くなったり詰まったりする病気(狭心症、心筋梗塞など)

心筋症・心肥大: 心臓の筋肉に異常がある状態


自覚症状がある場合は、早めに精密検査を

心臓病の場合、普段から下記のような症状が現れることがあります。


息切れ

胸の痛み

動悸

むくみ


これらの症状があり、心電図にも異常が見られる場合は、できるだけ早く精密検査を受けましょう。


自覚症状がない場合も、念のため精密検査を

自覚症状がないからといって安心はできません。精密検査によって、重大な病気が発見されることもあります。


過度な心配は不要ですが、まずはご相談ください

精密検査の結果、特に問題が見つからないことも多いので、過度に心配する必要はありません。しかし、心電図で異常を指摘された場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、専門医に相談することをお勧めします。当院でも、心電図検査に関するご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。


重要な注意点

心電図はあくまで検査時の心臓の状態を記録するものです。健康診断で異常がなかったとしても、心臓病のリスクがないとは言い切れません。日頃から健康に気を配り、気になる症状があれば、早めに医療機関を受診するようにしましょう。



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