呼吸器に関する主な病名
- 気管支喘息（きかんしぜんそく）
- 慢性閉塞性肺疾患（COPD）
- 肺炎
- 肺結核
- 肺線維症（間質性肺炎）
- 縦隔腫瘍
- 肺がん
- 呼吸不全
呼吸器の病気や症状等の概要
呼吸器の病気は、肺、気管、気管支など呼吸に関わる器官の疾患を指します。代表的なものに、肺炎、気管支炎、喘息、COPD（慢性閉塞性肺疾患）、肺がんなどがあります。診療では、問診、聴診、呼吸機能検査、画像検査（レントゲン、CT）などを行い、診断に基づいて薬物療法（吸入薬、内服薬）、酸素療法、リハビリテーションなどを行います。重症の場合は入院治療や人工呼吸器が必要となることもあります。禁煙指導や生活習慣の改善も重要な治療の一環です。
医師の紹介
下山医師
呼吸器内科を受診したほうが良いと思われる症状等
慢性的な咳
3週間以上続く咳。風邪や喫煙、または他の疾患が原因の可能性。
息切れ
安静時や軽い運動で息苦しい。肺や心臓の機能低下が疑われる。
喘鳴（ぜんめい）
呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼー音がする。気管支の狭窄や炎症が考えられる。
胸の痛み
呼吸に伴う胸の痛み。肺や心臓、筋肉などの異常が原因となることがある。
血痰（けったん）
痰に血が混じる。感染症、腫瘍、血管の炎症などが考えられる。
声のかすれ
2週間以上続く声のかすれ。喉頭や声帯の炎症、腫瘍の可能性も。
呼吸器内科についてよくある質問
- 咳が止まらない。何が原因？
- 風邪、インフルエンザ、喘息、アレルギーなどが考えられます。
- 痰が絡む。色はどんな時に注意？
- 黄色や緑色は細菌感染の可能性。血痰はすぐに受診を。
- 息苦しい。考えられる病気は？
- 喘息、COPD、心不全、肺炎などが考えられます。
- 喘息の発作が出た時の対処法は？
- 速効性吸入薬を使用。改善しない場合は救急搬送を。
- インフルエンザと風邪の違いは？
- インフルエンザは高熱や関節痛など全身症状が強いです。
- 肺炎はうつる？
- 原因によります。細菌性肺炎は飛沫感染の可能性があります。
- COPDってどんな病気？
- 肺の組織が壊れ、呼吸が苦しくなる病気です。喫煙が原因。
- 呼吸器の病気を予防するには？
- 手洗い、うがい、マスク着用、禁煙などが有効です。
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