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インフルエンザワクチンの効果と早めの接種のすすめ

投稿日:2025年10月9日
久保田洋平院長|西原セントラルクリニック(広島市安佐南区)
西原セントラルクリニックの 久保田 です。
今回は、インフルエンザワクチンの効果についてお話します。

インフルエンザワクチンの効果は、接種からおよそ2週間からとされています。

流行が本格化する前に免疫を整えるため、早めの接種をおすすめします。

ワクチンには発症を抑える働き重症化を防ぐ働きがあり、ご自身の健康を守るだけでなく、ご家族や学校・職場など周囲への感染拡大も抑えることが期待できます。

① 発症予防:かかる確率そのものを下げる

完全には防げないものの、発症のリスクを下げられます。小児ではおよそ6割の発症抑制が報告され、高齢の方でも3〜5割台の抑制が確認されています。

② 重症化予防:入院・肺炎・死亡のリスクを低減

罹患してしまった場合でも、重い合併症に進む可能性を下げます。研究によっては高齢者の死亡率が8割近く低下したとする結果もあります。成人でも、入院や肺炎の発生抑制が示されています。

③ 思いやりの接種:身近な人を守るために

基礎疾患のある方、乳幼児やご高齢の家族と暮らす方は、周囲を守る観点からも接種が推奨されます。ご自身が元気でいることが、家族や地域の安心につながります。

⏰ 効果が現れるタイミング

接種から約2週間後に効果が現れます。流行期に間に合わせるため、前倒しの接種が安心です。

西原セントラルクリニックでは、ワクチン接種を随時受け付けています💉
流行前の今がいちばんスムーズにご案内できます✨
ぜひお早めにご来院ください🌿

まとめ:今季は「前倒し」で備える

インフルエンザワクチンは、発症の抑制重症化の回避という二重の守りを提供します。接種後の効果発現まで約2週間かかるため、シーズン入り前の前倒し接種が安心につながります。

📞 お問い合わせ

接種時期や在庫状況はお電話でお気軽にお問合せください。

082-962-5300(西原セントラルクリニック)

このコラムを書いたのは…

久保田洋平院長|西原セントラルクリニック(広島市安佐南区)

久保田 洋平 医師(西原セントラルクリニック 院長)

2013(平成25)年 広島大学医学部卒業。広島共立病院にて初期・後期研修を修了し、2023(令和5)年 同院消化器内科医長。現在、西原セントラルクリニック院長として地域医療に従事。

【資格・所属学会】
日本内科学会 認定内科医/日本消化器病学会 消化器病専門医/日本消化管学会 胃腸科専門医/
日本消化器がん検診学会 総合認定医/日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌感染症認定医/
日本病院総合診療医学会 認定医/日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア認定医/
日本医師会 認定産業医

 

西原セントラルクリニック(医療法人好縁会)

〒731-0113 
広島県広島市安佐南区西原8丁目33−3

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