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妊娠中・授乳中の花粉症、薬は使っても大丈夫?

医療法人好縁会 西原セントラルクリニック 下山直登 医師
西原セントラルクリニックの 下山 です。
今回は、妊娠中・授乳中の花粉症治療についてお話しします。

花粉症の季節になると、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみがつらくても、妊娠中や授乳中は「薬を使っても大丈夫なのかな?」と不安になり、我慢してしまう方が少なくありません。


ですが、妊娠中や授乳中でも、症状や時期に合わせて使える花粉症・アレルギー治療のお薬はあります。

無理に我慢を続けることで、寝不足やストレスにつながってしまうこともあるため、つらい症状は早めに相談することが大切です。

ここでは、妊娠中・授乳中の花粉症治療について、考え方や注意点をわかりやすくご紹介します。

 

🤰 妊娠中の花粉症は我慢しすぎないことが大切です

妊娠中は赤ちゃんへの影響が気になり、できるだけ薬を避けたいと考える方が多いものです。
特に妊娠初期は、お腹の赤ちゃんの体が作られる大切な時期なので、慎重に治療を選ぶ必要があります。

一方で、鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみが続くと、眠りが浅くなったり、日中の体調や気分にも影響が出ることがあります。
お母さんの負担が大きくなりすぎないよう、症状に応じた無理のない治療を行うことが大切です。

 

👁️ まずは目薬・点鼻薬など局所治療から検討します

妊娠中や授乳中の花粉症治療では、まず体に吸収されにくい目薬や点鼻薬から検討することが一般的です。
症状のある部位に直接作用するため、全身への影響を抑えながら治療しやすい方法です。

たとえば、

このように、症状に合わせて必要な治療を選んでいきます。

妊娠中や授乳中の花粉症、我慢しなくて大丈夫。安心して使える薬と対策|西原セントラルクリニック(広島市安佐南区)

 

💊 飲み薬が必要な場合も、使える薬があります

症状が強い場合には、内服薬を使うこともあります。
その際は、これまでの使用実績が多く、妊娠中や授乳中にも比較的安全性が確認されているお薬を選択します。

授乳中についても、母乳への影響が少ないものや、赤ちゃんへの影響が大きくないと考えられているお薬を選ぶことで、治療を継続できる場合があります。

「妊娠中だから何も使えない」「授乳中だから治療できない」というわけではありません。

 

⚠️ 市販薬は自己判断で使わず、まず相談を

市販の花粉症薬の中には、妊娠中や授乳中には注意が必要な成分を含むものもあります。
以前使っていた薬でも、今の体調や時期によっては適さないことがあるため、自己判断で服用するのは避けたほうが安心です。

「少しだけなら大丈夫かな」と思っても、まずは医師や薬剤師に相談し、ご自身に合った治療を選ぶようにしましょう。

 

🏠 花粉を避ける工夫も大切です

花粉症対策は薬だけではありません。日常生活の工夫を取り入れることで、症状をやわらげたり、使う薬の量を減らせることもあります。

こうした対策を治療とあわせて行うことで、より快適に過ごしやすくなります。

 

📌 まとめ:妊娠中・授乳中でも相談しながら治療できます

妊娠中や授乳中の花粉症は、「赤ちゃんへの影響が心配」と感じやすい時期だからこそ、つらくても我慢してしまいがちです。
ですが、この時期でも使える治療法やお薬はあり、症状に合わせて安全性に配慮しながら治療を行うことができます。

花粉症の症状でお困りの方は、一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。


お母さんと赤ちゃんの両方に配慮しながら、安心して治療を進めていきましょう。

妊娠中や授乳中の花粉症、我慢しなくて大丈夫。安心して使える薬と対策|西原セントラルクリニック(広島市安佐南区)

妊娠中に花粉症やアレルギーの薬を使っても大丈夫ですか?

妊娠中でも使用できる花粉症・アレルギーのお薬はあります。妊娠週数や症状に合わせて、目薬や点鼻薬などの治療から検討し、必要に応じて内服薬を選択します。

授乳中でも花粉症の治療は受けられますか?

授乳中でも花粉症治療は可能です。母乳への影響が少ないとされるお薬を選ぶことで、症状を抑えながら治療を続けられる場合があります。

妊娠中の花粉症は薬を使わず我慢するべきでしょうか?

必ずしも我慢する必要はありません。鼻づまりやくしゃみが続くと睡眠不足や体調不良につながることもあるため、症状に応じた治療を検討することが大切です。

妊娠中の花粉症治療はどのように進めますか?

まずは全身への影響が少ない点鼻薬や点眼薬などの治療から検討することが一般的です。症状の程度によっては、安全性に配慮した内服薬を使用することもあります。

妊娠中や授乳中に市販の花粉症薬を使ってもよいですか?

市販薬の中には妊娠中や授乳中には注意が必要な成分が含まれるものもあります。自己判断で使用する前に、医師や薬剤師へ相談することをおすすめします。

妊娠中や授乳中にできる花粉症対策はありますか?

マスクや眼鏡の着用、帰宅時に衣服の花粉を落とすこと、鼻うがい、室内の掃除などが有効です。生活環境を整えることで症状が軽くなることもあります。

花粉症の症状がつらい場合は受診したほうがよいですか?

妊娠中や授乳中は使用できる薬の選び方が重要になります。花粉症やアレルギー症状でお困りの際は、医療機関へ相談することをおすすめします。

妊娠中・授乳中の花粉症のご相談・ご予約はこちら

このコラムを書いたのは…

医療法人好縁会 理事長医 下山直登

下山 直登 医師(理事長 / 内科全般・呼吸器・アレルギー科)

【主な経歴】
1986(昭和61)年 広島大学医学部医学科卒業
1988(昭和63)年 広島大学第二内科学教室入局
北九州総合病院、呉医師会病院 勤務
1994(平成6)年 下山内科クリニック 開業
1997(平成9)年 医療法人好縁会 下山記念クリニック 理事長 就任

【資格・所属学会】
・日本内科学会 認定医
・日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア認定医
・日本アレルギー学会 専門医
・日本認知症予防学会 専門医
・日本糖尿病協会 療養指導医

理事長として、そして一人の臨床医として、幅広い内科診療に取り組みながら「安心して任せられるかかりつけ医」を目指しています。
健康や暮らしに関するご不安・ご相談がありましたら、どうぞお気軽にご来院ください。

西原セントラルクリニック(医療法人好縁会)

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