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「リンゴを食べたら、口の中がピリピリする」
「モモやメロンを食べると、なんだかかゆい気がする」
そんな経験はありませんか?
実はそれ、単なる“食べ物の刺激”ではなく、 花粉症と関係するアレルギー反応かもしれません。
今回は、花粉症のある方に起こることがある 花粉食物アレルギー症候群(PFAS)について、 わかりやすくご紹介します。
1.花粉食物アレルギー症候群(PFAS)とは?
花粉症のある方が特定の果物や野菜を食べたときに、 口の中や唇が腫れる、 イガイガする、 ピリピリする といった症状が出ることがあります。
これは、花粉に反応していた免疫システムが、 果物や野菜に含まれる似た構造のタンパク質を見て、
「また花粉が来たぞ!」
と“勘違い”して反応してしまうために起こります。
この現象を、専門的には交差反応と呼びます。

2.あなたの「天敵」はどれ? ―花粉と食べ物の関係―
花粉の種類によって、反応しやすい食べ物には特徴があります。
| 季節 | 花粉飛散時期 | 花粉の種類 | 反応しやすい主な食べ物 |
|---|---|---|---|
| 春 | 1~6月 | シラカンバ・ハンノキ | リンゴ、モモ、サクランボ、キウイ、ジャガイモ |
| 春 | 2~5月 | スギ・ヒノキ | トマト |
| 夏 | 4~10月 |
カモガヤ (イネ科) |
メロン、スイカ、オレンジ |
| 秋 | 7~11月 |
ブタクサ (キク科) |
メロン、バナナ、スイカ、キュウリ |
|
ヨモギ (キク科) |
セロリ、ニンジン、マンゴー、スパイス |
花粉症の時期だけでなく、普段の食事の中で気づくこともあるため、 見逃されやすいのが特徴です。

3.「火を通せば大丈夫」って本当?
多くの場合、PFASの原因となるタンパク質は、 熱や消化酵素に弱いという特徴があります。
そのため、
といったケースがよく見られます。
また、ジャムや缶詰などの加工食品でも症状が出にくいのが特徴で、 一般的な食物アレルギーとは少し違うポイントです。
4.気をつけたいポイント
多くは「口の中の違和感」で済みますが、以下の場合は注意が必要です。
このような状況では、
といった全身症状につながる可能性もあります。
「いつもは軽いから大丈夫」と思わず、 症状が強いときや不安があるときは、早めにご相談ください。
5.アドバイス
「なんだか口がかゆい・ピリピリする」と感じたら、 無理に食べ続けず、一度立ち止まることが大切です。
耳鼻科やアレルギー科で相談し、自分の花粉症のタイプを知ることで、
といったメリットがあります。
食べることは、毎日の楽しみのひとつです。
だからこそ、必要以上に怖がるのではなく、 正しく知って上手につきあっていくことが大切です。
📍 花粉症があり、果物や野菜で口の違和感が気になる方は、 どうぞお気軽にご相談ください。
花粉症のある方が、特定の果物や野菜を食べたときに、 口の中や唇のかゆみ、イガイガ感、腫れなどを起こすアレルギー反応です。 花粉と食べ物のタンパク質が似ているために起こる交差反応が関係しています。
花粉症のある方では、花粉食物アレルギー症候群(PFAS)の可能性があります。 特にシラカンバやハンノキの花粉に反応する方は、 リンゴやモモ、サクランボ、キウイなどで症状が出ることがあります。
花粉に反応していた免疫システムが、 果物や野菜に含まれる似た構造のタンパク質を花粉と勘違いして 反応してしまうためです。これを交差反応といいます。
PFAS(花粉食物アレルギー症候群)は、 花粉症のある方が果物や野菜などに含まれる似た構造のタンパク質に 反応して起こるアレルギーです。
一方、OAS(口腔アレルギー症候群)は、 口や喉のかゆみ・ピリピリ感などの症状の現れ方を指す言葉で、 PFASはその原因のひとつとされています。
現在では、花粉との関連が明確なケースについては 「PFAS」と呼ばれることが一般的です。
参考: 一般社団法人 日本アレルギー学会
はい。PFASの原因となるタンパク質は熱に弱いことが多く、 生では症状が出ても、加熱した食品や加工食品では 症状が出にくい場合があります。 たとえば、生のリンゴはだめでもアップルパイは食べられることがあります。
多くは口の中の違和感でとどまりますが、 体調不良時や大量に食べたときなどには、 じんましん、腹痛、まれにアナフィラキシーなどの 全身症状につながることがあります。
たとえば、シラカンバ・ハンノキではリンゴやモモ、 スギ・ヒノキではトマト、ブタクサではメロンやバナナ、 ヨモギではセロリやニンジンなどが知られています。
耳鼻科やアレルギー科で相談するのがおすすめです。 花粉症のタイプや症状との関係を確認することで、 避けるべき食材や今後の対策がわかりやすくなります。
一つは、花粉-食物アレルギー症候群 (PFAS・口腔アレルギー症候群)です。 花粉症のある方では、メロンに含まれるたんぱく質に反応し、 食べた直後から口や喉に違和感が出ることがあります。
一方で、メロンに含まれるタンパク質分解酵素 (ククミシンなど)による粘膜への刺激によって、 一時的にイガイガ感を感じることもあります。 この場合はアレルギーではないこともあります。
症状を繰り返す場合や、 じんましん・息苦しさ・腹痛などを伴う場合は、 アレルギーの可能性もあります。
「メロンを食べると毎回喉がイガイガする」 「喉がかゆくなる」という症状がある方は、 自己判断せず、一度アレルギー専門医へご相談ください。
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