一般的に「胃カメラ」「大腸カメラ」と呼ばれるもので、医師が検査します。
先端にCCDカメラを装着した細いスコープで内部の出血、炎症、ポリープやがん等を直接目で見ることができ、食道・胃・十二指腸・大腸の病気の診断に欠かせない検査です。
がんの発見を目的とした人間ドッグや、一般健診で異常が疑われた場合の精密検査として行います。
肺の容積や空気を出し入れする換気機能のレベルを調べる検査で、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患など呼吸器の病気の診断に用います。
「肺の生活習慣病」ともいわれる慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、これまで慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれていた病気の総称で、たばこの煙などに含まれる有害物質を吸い込むことで肺や気管支が障害を受ける病気です。
MRI検査はCT装置とよく似た形の筒状の検査装置を用いますが、低侵襲で放射線による被ばくはありません。MRIならではの鮮明な画像で、正常な組織と病変の違いを明確に描出することができます。
また、数種類の撮像法を組み合わせることで、病変の存在を把握するだけではなく、質的評価も同時に可能とする検査です。脳・脊髄領域から関節・腹部・骨盤領域など、検査部位は多岐にわたり広く有用性を発揮します。
1mm以下の幅で輪切り画像を多数積み重ねることで、あらゆる角度・方向から、臓器が立体的に手に取るように見えるコンピューター断層診断装置です。
従来のCTに較べ撮影時間が短く、さらに精密な情報が得られ、全ての臓器疾患の精密検査に有効です。下山記念クリニックでは、より高性能な16列型マルチスライスCTを完備しています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある場合、まず自宅での簡易検査を行います。
その結果次第で精密検査として脳波、眼球運動(眼電図)、下あごの動き(筋電図)を基本に、呼吸、心電図、血液中の酸素飽和度、前頸骨筋電図、いびきの音、睡眠時の姿勢・動きなどを同時に記録して睡眠深度や睡眠の経過、睡眠時異常行動、睡眠中の呼吸や循環の生理現象を総合的に調べるPSG(ポリソムノグラフィー)検査を行います。
指先からの微量な血液で過去1〜2カ月間の平均血糖値を反映するヘモグロビンA1cと血糖値を測定、数分で結果がわかる装置を完備し、速やかに治療方針の決定を行っています。
体の表面から人の耳には聞こえない超音波を当て、体内の組織にぶつかってはね返ってきたエコー(こだま)を画像に映し出す装置で、消化器疾患や甲状腺疾患等の診療に有用です。
また訪問診療用の携帯用診断装置による自宅での検査にも対応しています。
吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定し、気道の炎症状態を評価。咳や痰などの症状が気管支喘息によるものかどうか診断できます。
炎症状態に応じて薬の投与量を増減することも可能なため、治療の効率化にもつながります。
心筋が収縮する時に発生するわずかな電気エネルギーの変化を記録し、波形の変化から心臓の状態や活動を推測することができます。
痛みもなく、身体への負担が少ないため不整脈や心疾患の診断に活用されています。病状の把握、治療効果の確認、薬の副作用の発見などにも欠かせない検査です。
従来のアナログX線画像では不可能だった軟部組織から骨までを一枚のレントゲンで見ることができます。
さらに画像が美しく鮮明で診断精度が向上。また撮影から画面表示までがスピーディで、待ち時間が短縮されました。
被ばく低減のため無駄なX線が少ない最新鋭のインバーター式X線撮影装置を設置しています。X線画像、エコー画像を高画質モニターで見ながら、患者さまにより詳しく、わかりやすい説明をいたします。
血液中に含まれる酸素や二酸化炭素の量、pHを測定し、呼吸(酸素と二酸化炭素のガス交換)の状態、肺の酸素化、体内の酸と塩基のバランスを調べる装置です。
肺が正常に機能しているかどうかが分かり、肺炎や胸膜炎などの診断に役立てます。
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