【職員紹介コーナー】
このコーナーでは、様々な分野で活躍している職員にクローズアップして紹介していきます。
前回に続き、教育研修課の追川さんのインタビューを紹介します。
【その2】
Q.実際に好縁会で働いてみて感じた事はありますか?
A.好縁会という法人が大切にしているのは生活の場として、「まず座る」を基本とし車椅子を使用しているご利用者に対しても、食事の時は必ず椅子に座り変えることをしていました。では座り変える動作について、「ご利用者がどこまで出来るのか」「介助者はどのような介助をするのか」ということを考えた時、人の動きに沿った生活動作を意識した介助をする必要がありました。
生活動作における体重・重心移動のことは知識としても知っており、これまでの現場でも活用することがありました。多少、環境や介助者が介助に入る位置の違いはあっても、体重や重心をを移して動くという方法に変わりはありませんでした。
しかし実際に介助する時、最初は車いすから食事の椅子に座り変える時に苦労しました。それは私がご利用者の状態を掴み切れていないことや慣れない位置からの移乗をすること、そして最大の要因は「浅座り」をしていないことや、その介助を行う重要性が私の中で低かったことでした。
しかし段々と、ご利用者の様子を把握し浅座りの重要性を理解し、実践していくようになってからは介助がスムーズに行えるようになってきました。
※職員紹介 クローズアップ!(その1)