2024年9月3日/9月6日に、森永乳業クリニコ株式会社様より講師の方をお招きし、
食に関する研修『認知症の栄養管理~食べるための工夫と腸内環境~』を行いました。
認知症の周辺症状としてあらわれることがある「食行動の異常」に着目し、
食べ始めることが難しい場合、食べ続けることが難しい場合、食べ方が以前と違う場合、にわけて
食環境づくりの観点から様々な支援方法を学びました。
また、栄養状態と認知症との関連性や、近年注目されている「脳腸相関※」にも触れ、
腸内環境と認知症の関連性などについて大変興味深いお話を聞くことができました!
※脳と腸は、自律神経やホルモンなどを介して互いに関連し合っており、この関連性が「脳腸相関」と呼ばれています。
座学でしっかり学んだあとは、森永乳業クリニコ株式会社様より販売されている栄養補助食品の試食会が行われました!
おいしく、しっかりエネルギーがとれて、かつ バラエティーに富んだ種類のゼリーやジュースを実際に試食し、
職員からも「いろいろな味があって楽しめる!」「利用者様に食べてみてほしい!」と声があがりました。
2日間を通じて、計30名以上の職員が研修に参加しました。
実際の介護現場でさっそく活かせる食事介助の工夫を学び、参加職員にとって大変実りのある時間となりました。
今後も利用者様にとって最善のサービスを提供するため、職員のスキルアップに取り組んでまいります。