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【SQ試験】- 管理者インタビュー –

投稿日:2022年8月4日

当法人では、法人内職員を対象として独自の『SQ試験』を毎年実施しています。
今回は、SQ試験の受験率・合格率共に高かった事業所の管理者さんにインタビューさせていただきました!


―『SQ試験』とは―

Standard Quality=標準品質の理解と共有
法人の定めた「サービス基準」及び「業務基準」をチームで共有し、お互い協力することで、どの事業所においても一定の水準以上の介護サービスが提供できるように、好縁会グループに所属する職員一人ひとりが、それらの「基準」をしっかりと理解することを目的・目標として実施する、当法人独自の試験です。
試験に合格すると、毎月手当が付与される制度になっています。 


 

- 自然と助け合いのコミュニケーションが生まれるようになった -

【SQ試験】- 管理者インタビュー –

グループホームふれあい大須
管理者 橋本さん


― 受験率・合格率の高い事業所と聞いて、どんなお気持ちでしたか?

合格率を強く意識していたわけではなかったですが、聞いた時には驚きと同時に、正直嬉しく思いました。


― SQ試験の受験を推進する上で工夫された点などはありましたか?

職員一人ひとりに試験の概要と問題の出題範囲を伝えることで、各自に出題範囲の把握と、受験における意義を意識してもらいました。
そうすると職員同士で「前はこんな問題が出たよ」と話をしていたり、初めて受験する職員に対して過去問を渡してあげていたりと、助け合うシーンが多く見られるようになりました。


― 職員同士で助け合う姿が見られたとのことですが、そんな風土になるまでの土壌づくりとして、工夫された取り組みがあれば教えてください。

当施設は3ユニット(3階建て)ですが、各フロアを職員が行き来し、それぞれが全ユニットのご利用者や職員とコミュニケーションを取りながら全体把握に努めており、『お互いさま』のマインドで、何かあればいつでもサポートに入れる体制にしています。
それが結果として、職員間の良好な関係を育み、自然と助け合いのコミュニケーションが生まれるようになったのではと思います。


― SQ試験について、今後の目標を教えてください。

合格率をさらに高めるため、全職員に早め早めに過去問を配布して、出題傾向を職員間で話し合う機会を多くしていきたいと思います。


― どんな施設づくりを目指していますか?

施設に来られた方に、ご利用者様とスタッフ共に明るい施設だと思って頂けるような施設を目指しています。 
また職員間のコミュニケーションも大切にし、新人の職員さんも今よりもっと自由に意見を出せるような環境を作りたいです。
コロナ禍でなかなか難しいですが、閉じこもりにならないよう外にも積極的に出掛け、日々楽しみのある施設にしていきたいです。



日頃のコミュニケーションの積み重ねで自然と助け合いが生まれるようになったグループホームふれあい大須。
そんな施設だからこそ、今回の受験率・合格率の高さにつながったのだと感じました。
介護の現場では、ご利用者様に安心・安全、そして日々楽しく快適に過ごしていただくためにも、職員間の連携や助け合いは重要なポイントです。
引き続き自然と助け合える風土を大切にしていただきつつ、次回のSQ試験ではさらなる好成績を目指していただきたいと思います。