2022年10月28日(金)にポジショニング研修を行いました。
クッションを用いたポジショニングは、ご自身で寝返りをすることが難しいご利用者様や拘縮の見られるご利用者様において、安楽な姿勢の保持をサポートするための非常に重要なテクニックで、拘縮や褥瘡の予防、筋緊張緩和の効果が期待できます。
正しいポジショニングを行うためには、単にベッドと体のすき間をクッションで埋めれば良いというわけではなく、重力の影響を考えた土台作りや、クッションと体を馴染ませること、そしてグローブを使用した『圧抜き』が重要であることが説明されました。
今回は、ポジショニングを行う側と受ける側を交代で実施することで、その違いとポジショニングの重要性を体感していただきました。
参加した職員からは『拘縮のあるご利用者様の辛さがわかった』『クッションが入るとそのまま眠れそうなぐらいリラックスできた!』などの声が聞かれました。
今回学んだポジショニングの技術を、ご利用者様の安全・安楽な姿勢保持に繋げていただきたいと思います。