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当クリニックの治療・診療に関しまして
下山記念クリニックでは、検査結果だけに頼らず、季節・生活環境・体質といった要素を総合的に見ながら、 一人ひとりに合わせたアレルギー治療の計画を立てています。同じアレルギーでも、症状が出る場面や程度は患者さんによって異なるため、 日常生活で無理なく続けられる治療を一緒に相談しながら進めていきます。
継続サポートについて
症状が落ち着いた後も、季節の変わり目や環境の変化で再燃することがあります。 当院では、経過に応じて治療内容を調整しながら、「長く付き合えるアレルギー管理」を重視してサポートしています。
まずは現在の症状や生活環境についてお気軽にご相談ください。
「今年こそつらい時期を軽くしたい」という方のために、早めの準備もお手伝いします。
主なアレルギーの種類
- 花粉症(スギ花粉、ヒノキ花粉など)
- 食物(卵、乳、小麦、エビ、カニなど)
- ハウスダスト
- 動物(犬・猫などの毛やフケ)
- ダニ
- 薬剤(抗生物質や鎮痛剤など)
- カビ
- 紫外線
- 金属(ニッケルなど)
- 虫刺され(蜂や蚊など)
アレルギー種類や対策など
アレルギーは、体内の免疫システムが、通常は無害な物質(アレルゲン)を誤って有害と認識し、過剰に反応することで起こる現象です。花粉、ダニ、食物(卵、乳、小麦、ピーナッツなど)、ペットのフケ、金属などが代表的なアレルゲンです。症状は多岐にわたり、皮膚のかゆみ、湿疹、じんましん、鼻水、くしゃみ、咳、息苦しさ、腹痛、下痢などがあります。重症化すると血圧低下や意識障害を伴うアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。対策としては、まず医療機関での正確な診断を受け、アレルゲンを特定することが重要です。特定されたアレルゲンの回避が基本となり、症状に応じて抗ヒスタミン薬やステロイドなどの薬物療法が行われます。重症化リスクがある場合は、アドレナリン自己注射器(エピペン)の携帯も考慮されます。
医師の紹介
下山医師
内科/理事長
アレルギーの検査をしたほうが良いと思われる症状等
原因不明の皮膚のかゆみや発疹
蕁麻疹、湿疹、アトピー性皮膚炎などの症状が慢性的に続く場合や、特定の食べ物や環境に触れた後に現れる場合。
鼻炎症状
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが季節に関係なく頻繁に起こる場合。特に、ハウスダスト、ダニ、ペットの毛などが原因として疑われる場合。
喘息症状
咳、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音)、息苦しさが繰り返し起こる場合。運動や特定の環境で症状が悪化する場合。
目の症状
目のかゆみ、充血、涙が出るなどの症状が続く場合。花粉やハウスダストなどが原因として疑われる場合。
口唇や喉の腫れ、かゆみ
特定の食べ物を食べた後や薬を服用後に、口唇や喉が腫れたり、かゆみが出たりする場合。
消化器症状
特定の食べ物を食べた後に、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐などの症状が起こる場合。
アレルギーの病気や症状についてよくある質問
- アレルギーとは何ですか?
- アレルギーは、免疫システムが本来害のない物質(アレルゲン)に対して過剰反応し、さまざまな症状を引き起こす状態です。
- アレルギーの主な症状は何ですか?
- くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、皮膚の発疹、喘鳴(喘息の症状)、腫れや息苦しさなどが代表的です。
- アレルギーと花粉症は違いますか?
- 花粉症はアレルギーの一種です。花粉に対するアレルギー反応が原因で、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状が現れます。
- どのような人がアレルギーになりやすいですか?
- 家族にアレルギー体質の人がいる場合や、幼少期からアレルギー反応を経験した人がなりやすいです。また、環境や遺伝的要素も影響します。
- アレルギーの原因となる物質には何がありますか?
- 食品(ピーナッツ、卵、乳製品など)、花粉、ハウスダスト、動物の毛、昆虫の刺す物質(ハチ毒)などがあります。
- アレルギーの診断方法は何ですか?
- 血液検査や皮膚プリックテスト(点滴テスト)、食物日誌、症状の記録などを用いて診断されます。
- アレルギーの治療法はありますか?
- 完全な治癒は難しいですが、抗ヒスタミン薬やステロイドなどの薬物療法、アレルゲンの回避、免疫療法(アレルギー治療の注射など)があります。
- アナフィラキシーとは何ですか?
- アナフィラキシーは、アレルギー反応の中でも特に重篤な全身性のアレルギー反応で、呼吸困難や血圧低下などを引き起こし、命に関わることがあります。
アレルギー性鼻炎、舌下免疫療法等関連情報
所在地:〒739-0041 広島県東広島市西条町寺家7432-1
電話番号:082-424-1121
院内の様子・設備
