こんにちは。
好縁会 教育研修部 部長 竹林慶史です!
地域の発展と共に歩む新たな拠点として2024年4月にオープンする、グループホームふれあい八本松~別邸竹の里~
今回は『そのひとらしい生活づくり』についてお話させていただきます!
竹の里では、「その人らしい生活づくり」を目標に、これまでのお世話的な介護ではなく、自立支援型介護の実践に取り組んでいます。
見つける視点、活かす知識と技術の習得、知恵と工夫
認知症予防には孤独防止と社会参加が重要だと言われています。
人々が充実した生活を送るためには人との交流が不可欠です。
そして、良好な関係を築くにはお互いが対等に関わることが必要です。
従来の一方的な介護では、ご利用者様が元気にならないことを私たちは理解しています。
そのため、「お世話されるけれど、まだ自分にできることがある」という想いを大切にし、その想いを実現するための知識や技術を身につけ、ご利用者様と関わっています。
心が動けば体が動く。
体が動けば、もっと心が動く。
例えば、トイレに設置されている「ファンレストテーブル(前傾姿勢支持をサポートするテーブル型の手すり)」は、足腰の弱い人でも腕力を活かしてトイレに移動できるように設計されています。
ご利用者様が自分の残存機能を活かして自立できるよう、ハード面にも工夫を凝らしています。
スタッフはご利用者の能力を尊重し、双方向のコミュニケーションを重視しています。
「心が動けば体が動く。体が動けば、もっと心が動く」という考え方のもとで生活支援を行い、その1つ1つの場面で見られる交流は、人間らしい生活を支えることにつながり、その人らしい生活の土台をつくっていきます。
HLC(ハッピー・ライフ・クリエイター)
竹の里では、HLC(ハッピー・ライフ・クリエイター)という担当制度を導入しています。
スタッフがご利用者様お一人おひとりの幸せな生活を創造する専門家(=HLC)となり、「その人らしさ」を見つけ出します
そして、その情報をスタッフ間で共有し、より良い介護サービスを提供します。
地域共生の住まいとして、地域交流スペース
竹の里では地域共生の一環として、地域交流スペースを設けています。
ここではスタッフやご利用者様同士だけでなく、地域の方々とも交流し、豊かな人間関係の中でそれぞれの生活を支えていきます。
そして、そこに集う人たちがお互いに喜びを共有し、共に快い時間を過ごすことのできる「快互(かいご)」を目指しています。